●Summertime (George Gershwin) by MARIA & NOHIRA

Gershwin作曲のオペラ「ボギーとベス」のアリアとして作曲された曲。両親を幼くしてなくした少年へ、育ての親のクララが歌い聞かせる子守唄。少年の両親は、当時の理不尽の境遇(奴隷制)のなかでわが子へ大きな愛を届けていたのだろう。Gershwinは「このうたは黒人でないとうたってはいけない」と言ったとか言わなかったというエピソードも残る。今では、ジャズやポップスのナンバーとしてあまりに有名な曲となっている。
MARIAのSummertimeは、NOHIRA版で、ドラマの総てが見えてしまうような美しいイントロに続く、美しい旋律が印象的。
このイントロのあとに、この音のスタートができないということで、他の方々には演奏されにくい編曲になっている。
MARIAのレパートリーでは、人気のある1曲。(PianoZing)

先日の沖縄のライブより、客席のホームビデオの録画です。