ガーベラ

またうたをきいていただくことを始めて、一年たちました。

聴いていただくには、私を呼んでいただいてうたいに行くことと、
自分で音楽会をひらくこと、があります。
呼んでいただいたときは、自分の希望の歌をうたうのではなくとも、切符を売らなければという苦労はありません。
自分企画は、きいてもらいたいうた、伝えたいうたを集めますが、お客様が集まらないかもという心配がついてまわります。食欲がなくなるほど(笑)うたう私は同じでも、客席にお座りの方が、余りに少ないとくつろいでいただけないのではないかと思ってしまいます。
この一年で、いくらかの経験をさせていただいてはっきりと感じたことは、それぞれにやって来ることは、すべてが結局は喜びと楽しみにつながっているということです。
リクエストをいただいてうたを勉強しなおすと、詩にも、曲にも、気付かなかった発見が必ずあります。自分自身に対してもそれはあります。
そうか!という瞬間がどれほどワクワクするか。得難い快感です。
今回のかなっくは、私自身があまり宣伝に走っていないせいか(成果?(笑))、切符が手元にたくさん残りました。
そんな中で、、「何枚か預かって」「どなたかにお知らせして」「お友達誘って」・・・なかば無理やりのチケット預けにも、「わかった!」と頷いてくださる方がいてくれることが、どんなに有り難いか。(食欲も戻ります(笑)本当に)
一度きいてくださった方々が、「チラシもっとくばれます」「ご近所にも声かけます」「チケットまだありますか」・・・
とっても嬉しいです。有り難いです。
毎回、プログラムを組むと、その時のうたは次はいつうたえるかわかりません。すぐかもしれないし、いつもかもしれないし、しばらくうたわないかもしれない。うたっても次は私のうたが変わっているかもしれない。いつも、その時のうたを、一人でも多くの方がきいてくれたらって思います。ここのところ特に。
同時に、同じうたを何度もきいていただけるようにうたいたいとも思います。
同じガーベラも 何度みても きれいと思う。
そういううたを うたえるように。
今年もまた、こうしてうたう機会を得られて、幸せなのです。みなさまの御蔭なのです。感謝申し上げます。