ふるさとは 遠きにありて思ふもの そして悲しくうたふもの

うたのしま音楽工房です。
年の瀬が迫ってきました。帰省ラッシュがニュースになりますね。
ふだん東京にいる人がすごく減ったのが、交通機関の空いていることや、ふだんは渋滞している道路がガラガラになったりして実感できます。

東京で生まれて東京で育つと帰省という経験が無かったので、、、東京から人が少なくなったときに、帰省中なんだなくらいしか思いませんでした。
このうたも、なにかぴーんとこなかったのを思い出します。室生犀星の詩の一節「ふるさとは 遠きにありて思ふもの そして悲しくうたふもの」を知ったときに、あ、そういうものかと思いました。東京を離れての暮らしが長くなると、東京を思うときに「ふるさと」を感じるようになってきたかなと思います。

野平あんアレンジのMARIAの童謡のなかでも涙する方が多い1曲です。